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マセラティ初のSUV「マセラティ レヴァンテ」ジュネーブモーターショーでワールドプレミア

マセラティ初のSUV「マセラティ レヴァンテ」デビュー
ジュネーブモーターショーでワールドプレミア

2016年3月2日

 

モデナ発 – 100年を超えるマセラティの歴史の中で初のSUV「マセラティ レヴァンテ」が誕生し、3月1日に開幕した「第86回ジュネーブモーターショー」でワールドプレミアを飾りました。

マセラティがこれまでに生み出してきた数多くの歴代モデルと同様、「レヴァンテ」というモデル名は地中海の暖かい風からインスピレーションを得て考案されました。地中海に吹くこの風は、穏やかに吹いていたかと思うと一瞬のうちに強まり、抗うことができないほどの強風へと変化することがあり、それはまさにマセラティ初のSUVの個性と相通じるものがあります。

「レヴァンテ」はマセラティのモデルレンジをさらに充実させる理想的な1台です。「クアトロポルテ」「ギブリ」「グラントゥーリズモ」「グランカブリオ」というラインアップに「レヴァンテ」が加わり、マセラティはラグジュアリーカーのグローバル市場を完全にカバーする体制を整えました。

デザイン、エクスクルーシビティ、そしてパフォーマンスは、この新しいマセラティモデルを語る上での重要な要素です。とりわけイタリア車であることを主張する美しいスタイリング、息を呑むような各部のデザインにはマセラティらしさが息づいています。

インテリアの各パーツはオプションで選択可能なプレミアムレザーからエルメネジルド・ゼニア製のシルクにいたるまで、最高の手触りを持った最上級の素材が用いられています。シルク素材は、トリヴェーロにあるゼニアの毛織物工場が特許取得済みの製法で加工したものです。

電動パノラマサンルーフの効果もあり、室内はとても広く感じられますが、クーペを思わせる流麗なボディラインが犠牲になっているわけではありません。空気抵抗係数がわずか0.31であることが示す通り、クラス最高のエアロダイナミクス性能を実現しています。

マセラティが新開発したこのSUVは「クアトロポルテ」と「ギブリ」の基本構造をベースに設計されましたが、マセラティは自社が初めて参入するセグメントの中でマーケットの期待に応えられるよう各所に改良を施し、より進化した1台を完成させました。

「レヴァンテ」に採用されたテクノロジーは、車両がオンロードとオフロードの双方で卓越したパフォーマンスを発揮できるようにデザインされています。洗練されたサスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン方式で、リアはマルチリンク方式。どちらにも電子制御式のダンパーが用いられています。また、4つのコーナーエアスプリングは、ダイナミック制御によって車高を5段階に切り替えることができます(パーキング用のポジションとして別途1段を用意)。このサスペンションは、車両のハンドリング性能を決定づける重要な要素となっています。

さらに、このクラスの車両の中では重心位置が最も低いうえに、前後の重量バランスも50:50という完璧な配分を実現させました。また、捻れ剛性と曲げ剛性も優れたレベルに達しており、機械式のセルフロック式リアディファレンシャルも標準装備に含まれています。オンロード走行の際、「レヴァンテ」は持ち前のパフォーマンスを余すところなく発揮し、マセラティ モデルならではのエモーショナルなドライバビリティを堪能させてくれます。

オフロード走行の際には車高調整機能が遺憾なく実用性を発揮して、クラストップの快適性を約束します。グランドクリアランスを最も狭く設定すれば、この上なくスポーティーな走りを楽しむことも可能です。

「レヴァンテ」に搭載されるエンジンには、最高出力が350 psもしくは430 psの3リッターV型6気筒ツインターボガソリンエンジンのほかに、275 psの最高出力を発生させる3リッターV型6気筒ディーゼルターボエンジンも用意されています。すべてのエンジンはインテリジェントな“Q4” AWDシステムと組み合わされ、前後のアクスルに対しては必要な駆動トルクを瞬時に伝達させることが可能です。トランスミッションには8速ATを採用。なお、このエンジンには燃料向上と環境に配慮したスタート&ストップシステムも組み込まれています。

パフォーマンスに目を向けると、「レヴァンテS」(最高出力430 ps)は0-100 km/h加速で5.2秒のタイムをたたき出すほか、最高速度も264 km/hに達します。また、NEDCサイクルでの複合燃費およびCO2排出量は、それぞれ10.9 ℓ/100 km、253 g/kmという値です。これに対して「レヴァンテ」(最高出力350 ps)は、0-100 km/h加速のタイムが6.0秒。最高速度は251 km/hを達成。複合燃費とCO2排出量は、それぞれ10.7 ℓ/100 km、249 g/kmです。さらに、ディーゼルエンジン搭載の「レヴァンテ」(最高出力275 ps)は、0-100 km/h加速のタイムが6.9秒で、最高速度は230 km/h。複合燃費とCO2排出量については、それぞれ7.2 ℓ/100 km、189 g/kmという値を実現させています。

車内のヒューマン・マシンインターフェースは、マセラティ・タッチ・コントロール・システムを進化させたもので、さらなる機能性と利便性を提供できるように全面的なアップデートが図られています。8.4インチの高解像度ディスプレイについては静電容量方式のものを採用。タッチ操作だけでなく、センターコンソールに設けられた新しいロータリー式コントローラーでも操作することも可能です。

洗練された先進のドライバー支援システムも幅広く採用されています。これらのシステムに含まれるのは、オートマチックスタート&ストップ機能を備えたアダプティブクルーズコントロールのほか、前方衝突警告機能、オートマチックブレーキアシストシステム、車線逸脱警告機能などです。さらに、死角位置を監視するための機能や車両の周囲を映すカメラのほか、電動テールゲートなどをオプションで追加することも可能です。

「レヴァンテ」には2種類のパッケージ装備が用意されています。ひとつはラグジュアリーパッケージで、もうひとつはスポーツパックです。個々のパッケージ装備は、車両の個性的なスタイリングと技術的な特性を向上させるとともに、「レヴァンテ」のオーナーが車両のエクステリアとインテリアをあらゆる面からカスタマイズすることを可能にします。
また、車両の優れた品質と機能性に配慮した各種のアクセサリーは、かつてないほど種類が豊富です。オプションとして選択できるアクセサリーの中には、カーゴ関連のものや日常の利便性を追求したアイテムに加え、ルーフキャリア関連の装備や牽引関連のものなどがあります。(日本での展開は未定)

「マセラティ レヴァンテ」の生産が行われているのは、トリノのミラフィオーリ工場です。「レヴァンテ」の生産にあたっては、工場の一部を完全に改装して近代的な設備を誇る専用のエリアを設けました。初期ロットはすでにラインオフしており、今春ヨーロッパ市場に投入された後、その他の市場でも販売される予定です。日本市場への導入は今秋を予定しています。

※また仕様および数値に関しましては、日本仕様車と異なる場合があります。予めご了承ください。